ヤスマサ

築地魚河岸三代目のヤスマサのレビュー・感想・評価

築地魚河岸三代目(2008年製作の映画)
1.5
同名の魚介を食材にしたグルメ漫画の実写化。
築地魚河岸を舞台に、赤木旬太郎(大沢たかお)が、恋人の鏑木明日香(田中麗奈)の実家で、仲卸を営む「魚辰」を手伝うことで、自分が進むべき道を見出す人情ドラマ。

漫画とは登場人物の設定が異なっていたり、原作のグルメ漫画のテイストがかなり薄かったりしている。
それならそれで、監督の色が出てるかというと、そうでもなく、脚本、演出、撮影、音楽…、どれを取ってもしっくりこない。
音楽は、伊丹十三監督の映画での音楽を担った本多俊之…、なるほど、いわれてみたらそれっぽい音楽だが、ストーリーとBGMが終始噛み合っていない感じ。
キャスティングはかなり豪華なので、演者の無駄遣いだ。
日本映画界よ、もっと頑張れ…、と思う映画。
ヤスマサ

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