このレビューはネタバレを含みます
◆あらすじ◆
イギリス人旅行者のリズとクリスティは地元民のベンをガイドにオーストラリアのウルフクリークに目指して車を走らせていた。ウルフクリークに無事辿り着き、帰ろうとしたところ、車が故障して止まってしまう。3人が困っていたところ、ミックという中年男性が現れ、車を牽引してもらう。ミックの住居でくつろぐ3人は眠りにつくが...。
◆感想◆
ストーリー前半のかなり緩い展開から後半に突如として緊迫感のある展開への落差が魅力の作品となっています。
リズ、クリスティ、ベンの3人がウルフクリークへ向かう旅が前半続くので、すこし冗長に感じました。ホラー作品だと分かっているだけにホラー演出が早く欲しくなりました。
それがミックが現れてから、雰囲気が変わっていきます。ミックは表面上、かなり明るい性格の人物として描かれていますが、本性を現してからも明るく攻撃していきます。平然と怖いことをするサイコキラーの典型として観ていて楽しかったです。
リズ、クリスティ、ベンの3人はミックに拘束されますが、リズとベンはあっさり拘束を外してしまって拍子抜けしましたが、ミックが3人を追い始めてからが緊迫感があって面白かったです。冷静に狙い撃つミックおじさんは凄腕スナイパーだった。
残酷な描写は思ったほど無いように感じました。期待し過ぎたのかもしれません。
そこそこ面白かったと思います。前半からミックに活躍してほしかったです。
鑑賞日：2024年3月5日
鑑賞方法：Amazon Prime Video
