「ショック・トリートメント」
リチャード・オブライエン原作、ジム・シャーマン監督によるカルト的傑作「ロッキー・ホラー・ショー」の続編的位置付けの作品。前作で婚約状態だったブラッドとジャネットが結婚した後が描かれるミュージカル。
「ロッキー・ホラー・ショー」ほど奇抜さや魅了はなく、内容も微妙。そもそもジャネットとブラッドが唯一まともキャラで存在していたのに、その2人のスピンオフはあんまり興味がない。フランク・フルターが出てこない限り続編とは思えなかった。
曲もあまり良いものとは言えず、「ロッキー・ホラー・ショー」のように耳に残り続けるほどの曲はなかった。
カオスな世界で繰り広げられる、カルト的な行いをただただ90分間見せられるだけでの作品で、DVDは廃盤、レンタルも取り寄せでしかほぼ不可能なので、よっぽど気にならなければ鑑賞する必要性はないと思う。
