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ショック・トリートメントのhi1oakiのレビュー・感想・評価

ショック・トリートメント(1981年製作の映画)
3.1
実質『ロッキー・ホラー・ショー』の続編なんだけど、話的には主人公がジャネットとブラッド(役者は違う)というだけ。
リチャード・オブライエン/ジム・シャーマン/ルー・アドラー/マイケル・ホワイトという製作の座組で“あの熱狂をもう一度!”という感じだったんだろうけど、自分達が創った前作の壁があまりにも高すぎた。エキセントリックでナンセンスでブラックで、いかがわしいミュージカルであることは継承してるんだけど、前作で言う所のフランクン・フルター級のカリスマの不在によりドタバタに終始する。
それでもリチャード・オブライエンの素晴らしくもバカバカしいミュージカル楽曲を本人やパトリシア・クイン(a.k.a. マジェンダ)、ネル・キャンベル(a.k.a. コロンビア)達が再び唄い踊るのを観れるのは感慨深く、ニヤニヤしながら観れる。
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