ショック・トリートメントのyoichiroのレビュー・感想・評価

9月20日　高田世界館　カナザワ映画祭2019
「ロッキー・ホラー・ショー」の続編だが、直接世界が繋がっているわけではない。TV局を通じて、視聴者を扇動するという、割合映画としてしっかりした構成。しかし、その分カルト度は減少している感じ。ジェシカ・ハーパーが洗脳され、視聴者を操るためのアイドルになっていき、歌を担当しているのでまとまりが良い。最後はTV局が精神病院で、視聴者も関係者も楽しい世界である病棟へ籠り、洗脳から逃れた主人公達だけが脱出というオチ。