シリーズ第2作目。
高等養護学校の教師と生徒達を描く物語。
約6年ぶりに2度目の鑑賞です。
このシリーズは4作ありますが全部設定が違うので単品でも問題ない。
前に見た時はそんなに響かなかったのですが、現在は自分が障害者になってしまったので今作で描かれているような状況がわりと身近な事になってるので見方が変わりましたねぇ。
障害者よりもそれを介護や介助する人達の大変さがよく分かるというか…。
ストーリーとしては吉岡秀隆演じる生徒の高志と神戸浩演じる佑矢が寮を抜け出し安室奈美恵のLIVEに行ってしまい、西田敏行演じる教師が探す。
その間の回想として入学してから卒業間近までの日常を描く流れ。
授業中におもらしをしたり暴れたりを永瀬正敏演じる新人教師が「こんな事をしたくて教師という仕事をしたんじゃない」という分かりやすい葛藤も。
そういう意味で生徒よりも教師の成長も見せるわけです。
本当の現実的な辛さは劇中でも描いてるように養護学校卒業してからってのはよく分かります。
差別、偏見が無い社会って現実的に難しいよねぇ。