松岡茉優

狂える戦場の松岡茉優のレビュー・感想・評価

狂える戦場(1980年製作の映画)
4.1
エグすぎる描写の数々に胃もたれする。リナ・ウェルトミューラーやリリアーナ・カヴァーニなどイタリア人女性監督が描く戦争映画ってどれも描写が生々し過ぎる。爪が入った食事、赤ん坊のような魚、ケツを出しながら爆死する兵士。モラルが崩壊した世界の描写の数々に気が滅入る。戦争を舞台にしているのに終盤はまさかのディザスター展開になるという所も良かった。街は混乱を極める中、気高いパイロット女性が自国の兵士たちにレイプされる!!ラスト、アメリカ兵を歓迎してくれたローマのイタリア人の末路は本当に酷い。マストロヤンニのあの顔も納得。
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