マーライオン

最低で最高のサリーのマーライオンのレビュー・感想・評価

最低で最高のサリー(2011年製作の映画)
4.7
500日のサマーの製作陣が再び作った草食系男子奮闘記。ただし邦題のセンスのなさは断固抗議したい。

いずれ人間は死ぬという理由から、勉強や人との関わりはすべて無駄だという無気力少年(青年)が主人公。
でも、そんな彼にも好きな子ができて、その途端に少しずつ全てがおもしろく感じて、いきるのも悪くないなってなってくる。(うん、わかる、わかるよその気持ち☺)

サリーは特別な女の子ではなくて、よくそのへんにいる、イケてる感じの女の子。なお、演じているエマロバーツは本当に可愛いのは否定しない。
でも、この映画を通してみると、サリーはどちらかというと脇役で、彼女の存在から自分に正直になったり、少しずつ前進していく主人公の成長がこの映画の一番グッと来るところだと思う。


人によっては綺麗にまとまりすぎてるという人がいるかもしれませんが、大好きな作品のひとつになりました。