りょーこ

ダーク・ハウス 戦慄迷館のりょーこのレビュー・感想・評価

ダーク・ハウス 戦慄迷館(2009年製作の映画)
1.5
発想は良いのだが微妙…
脚本も途中からぐだぐだボロボロ。
やってる本人達も意味不明なまま撮っているような…

このネタならもっと面白いのが作れるハズだ!!



ある養護施設で女主人が里子7人を惨殺し自分も自殺する、という事件が発生。

それから14年後。

その事件のトラウマで記憶が欠落しているクレアは、不安発作、自傷癖に悩まされながら演劇学校に通っている。
カウンセラには、記憶を戻し立ち向かう為、トラウマになった現場を訪れるべきと言われている。

そんなある日、授業中に謎のオジサンが現れる。
最恐のお化け屋敷を作ったから、そこの役者としてバイトをしないか?と。
しかもその屋敷とは、14年前に惨殺事件のあった養護施設。

トラウマの克服もあり、クレアは友人達と屋敷を訪れる。
と、そこは、最新鋭の立体映像幻影システムを駆使した、ハイテクお化け屋敷だった。

もちろん映像なので触れられるわけはないのだが、突然システムがダウンし、窓も扉も開かなくなり、幽霊達が実体化して襲ってきて………



まあご想像の通り、みんな映像に殺されていくのですが、そこからがボロクソ。。
血飛沫まで映像にするなっ!

映像合成の為なのか、殺されていく友人を遠巻きに見守るだけの人々。。。
何故か仲間割れが起こり、まとまらないまま減っていく人々…
完全に引いている私(笑)

あ、オジサン役がなんとジェフリー・コムズでしたよ!
『死霊のしたたり』の主人公♪
あれの方がやり切ってたから楽しめたんですけどね~

今作はなんとも中途半端。
出てくる幽霊のデザインや、お化け屋敷そのものは良い。

しかし、ぎゃーぎゃー騒いで終わってしまうという、なんとも残念な作品でした。。。
りょーこ

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