ねこ

ヒルズ・ラン・レッド -殺人の記録-のねこのレビュー・感想・評価

3.5
なかなか正統派良作ホラーでした。
全然B級やない、だってワーナーだもの。

予告編しか残っていない幻の映画ヒルズ・ラン・レッドのマスターフィルムを求めて映画好きな主人公が調べた結果、ストリッパーである監督の1人娘と接触し、仲間とともに映画のロケ地などを調査するが、映画に登場する殺人鬼ベビーフェイスに襲われる話。

良かったところはベビーフェイスという赤ちゃん仮面を被った殺人鬼のビジュアル。
ホラーキャラアイコンとして十分印象に残るキャラクターだった。
あと女性キャラ全員惜しみなく脱ぎまくる。
ところどころおかしな点はあるものの、脚本や構成力、伏線の貼り方などは良くできてました。

ただ、数々のホラー映画の二番煎じのような内容で、斬新さはあまりなかったかな。
逆に言えば王道ホラーなのでハズレなわけは無い。

特に悪魔のいけにえインスパイアが感じられた。
有名な森の中のサリーとレザーフェイスの追いかけっこ時のジャンプカット手法をちょっとだけ真似ていたり、吊るされた人、顔面の皮剥やチェーンソー、ガソリンスタンドなどパーツで見ればかなりの影響が伺える。

年末年始は実家に車で帰っただけで特にお出かけをしなかった為、映画時間をかなり取れました。大阪は感染者数また増えてきたのでお出かけは控えて映画いっぱい観る時間を取りたいな。
だってDVD買ったけどまだ観てない作品が130本以上から全然減らないんだもの。
ねこ

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