シネマヴェーラ渋谷にて鑑賞。
タイトル通り、川辺に建つ家が舞台の犯罪映画。
フリッツ・ラング監督作品。
メイドの若い女性を殺した小説家の男が、弟に死体の始末を手伝わせる。
家の前を流れる川に死体を捨てるのだが……という展開を見せる。
冒頭で、小説家の隣人の伯母さんが「家の前の川、なんとかしてほしいわ!毎日、同じゴミが行ったり来たりして…」という一言が効果的で、観ているこちらは「じゃあ、川に捨てた死体も行ったり来たりするのかなぁ?」と思わせるスリル。
面白いフリッツ・ラング監督のクライム映画であった。