世界一怒れるセールスマンは、現在世をはかなんで、自然公園の管理になって世捨て人になる。キャピングカーCMのNGシーンほとんど暴言の嵐。これがバイラスビデオとなりYOU　TUBUに流失。この怒れるセールスマンは、大人気に。この人物に密着した映画これ。主人公は、CBSの記者で多くの有名人にインタビューしていたジャーナリスト。完全に人間嫌いになったのをバイラスビデオ上映会に連れだし少し人間味にあふれさせるという映画になるんかいという映画。でもラスト人間味が回復したシーンは人間は、完全に人間関係を否定できない、つながりをどこかで求めるものなのだと実感する映画ですね。

• #WINNEBAGO・MAN

かなり昔、『松嶋×町山 未公開映画を観るTV』にて

Youtubeに無断転載された動画で有名になった「世界一怒れる男」、名も知れない彼の行方を追ったドキュメンタリー作品

90年代、WINNEBAGOというキャンピングカーを取り扱う会社である男が宣伝動画を撮っていた。しかしその男はセリフをうまく言えず、NG連発。NGを出す度に暴言を吐き、怒り狂うが、そのNGシーンを面白がった第三者は、無断でシーンを編集し、会社外に動画を流出する。あまりにもシュールなその動画は口コミで話題を呼び、youtube初期に「WINNEBAGO MAN」という名で転載されてからは全米で爆発的な人気を呼んだ。しかし当の本人は動画がきっかけで会社を解雇され、行方をくらましていた―――。

事実は小説より奇なりを体現したかのような「世界一怒れる男」の生涯が素晴らしい。どんな形であれ、注目され愛される人間はやはり魅力的に映るということを実感させられた。
笑いあり感動ありの秀逸なドキュメンタリー作品だった。