映画史上最もかっこいい
ジョニー・デップは
「ショコラ」のデップだと
思ってたけど前言撤回。
この映画のデップかもしれない
3本タバコいっき吸い
ハーモニカ吹き
短髪にスーツ姿で車売る時は「ハロー」
中年女の夢を馬鹿にせず
一緒に必死になって何度も何度も
失敗する。
「恋に落ちた。
ではなく恋に登った。」
長いかな
と思ったが飽きずに見れた。
クストリッツァの世界がこんなにも
合ったのは始めたかもしれない。
アリゾナの空気感が合ってたのかな。
相変わらず苦手だなぁと思う
シーンもいくつかあるけど
相変わらず動物が出てきたり
食卓を亀が這い回ったり
牧歌的と思いきや
急に残酷な場面が出てきたりして
今回は魚が月まで飛んで行ったりする。
舞台役者を主張する
ヴィンセント・ギャロがいちいち
笑わせてくるのも好き。
「レイジングブル」デニーロと
「北北西に進路を取れ」の
ケイリー・グラント
TV放映中の「ゴッドファーザー」の
シーンのイミテーションに笑い。
と思いきやそのあとマジで
北北西をやる羽目になるの笑うし
後ろに本人座ってる前で
「ジョニーデップも女に顔だけは
触らせない」
ってどこまで本気で言ってんのか。
フェイ・ダナウェイと
リリー・テイラーの
母娘の憎みあいがちょっと
笑っていいのか困る
緊張感たっぷりレベルで
やたら「パプアニューギニアだと普通」
と主張する母と
「自殺してやる」宣言しちゃう娘
のディナーなんて恐怖体験そのもの
これ見て
「人生って素晴らしい」
って気持ちになれるかどうかは
ちょっと微妙だけど笑
まぁ人生の何の役にも立たなそうな
そんな時間であっても
楽しければそれでいいかと
思ったり。
意味付けしたい人は
勝手にしとけばよろし。
