オーウェン

地獄のバスターズのオーウェンのレビュー・感想・評価

地獄のバスターズ(1976年製作の映画)
3.8
タランティーノの「イングロリアス・バスターズ」の元ネタがこれ。
いかにもオタクなタラちゃんが好きそうな題材であるし、この爆発と陽気なキャラたちの勢いであっという間に見れてしまう代物。

リメイク版との大きな違いはほぼバスターズの面々で進むこと。
あまり個々の描写はされないリメイクだが、こちらはだいぶ顔が紹介されておりそれなりに個性もつけられている。

基本はナチ壊滅のための特殊部隊だが、ナチ側はほとんど描いていない。
リメイク版の少女も出ては来るが、重要な位置付けではない。

そしてこの映画はとにかく死人が多い(笑)
ほとんどナチ側だが、バスターズの面々まで最後は死んでいく。
そしてB級ものとは思えないほど爆発シーンも多彩だ。
最後の列車場面も橋や駅。挙句の果てには列車まで爆破するのだからすごいものだ。

唐突なラストだが、リメイク版はそれぞれにキャラが立っている。
違いを見る意味でも、これ単体でも充分に楽しめる戦争アクション。
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