浅野公喜

地獄のバスターズの浅野公喜のレビュー・感想・評価

地獄のバスターズ(1976年製作の映画)
3.4
原題が「イングロリアス・バスターズ」だけに、タラちゃん(タランティーノ監督)が影響を受けたのがはっきり分かるイタリア産戦争アクション。タラちゃんも出演の「フロム・ダスク・ティル・ドーン」のフレッド・ウィリアムソンも出演。

兵士達がそれぞれ明確な個性と性格を持ち、判別し易いのが特徴で一部ミニチュア含みますが何かが爆発すればそれに合わせて人も豪快に吹き飛ぶ景気の良い内容となっており、期待値が高かった故に物足りなさも正直感じましたしいくら戦争がテーマの作品といえどもイマイチ感情移入出来ないキャラが生き残ったりと不満も有りましたが水浴びする女性陣に紛れようとしたらすぐにバレて攻撃されたりバイクのガソリンタンクが銃撃されればガムで応急処置とユーモラスな場面も盛り込まれた娯楽作となっています。

特典映像のエンツォ・G・カステラッリ監督とタランティーノ監督の対談ではいかにもオタクといった感じのタラちゃんの振る舞いが面白いです。
浅野公喜

浅野公喜