このレビューはネタバレを含みます
「本気の恋には気づかず落ちる」
この言葉、最近自分が考えてたことそのまんまでびっくりした。
台湾映画って最高だよなぁ、本当に観てよかったと思える。不良少年との恋っていわば全女子の憧れだけどさ、お互い好きだからこそ友達でいたい二人の距離感がピュア極まりなくて、この映画ならではだった気がする。
「一度はサボっとけ、大人になって後悔するぞ」
サエない眼鏡っ子林真心は徐太宇と仲良くなってどんどん強くなるし、徐太宇も彼女の優しさに触れて、元の自分の素直さを取り戻していく。徐太宇が本当にいい奴すぎる、実は賢いっていうのも最強にツボ。彼が林真心をプールから救い出すところも、デートも、自転車押して帰るところも、ローラースケート教えてあげるところも、キャンプで二人になるところも大好き。いつもニカニカ笑ってるのに、たまに見せる真剣な顔に引き込まれるTa Lu Wangにはこれから注目したい。
彼が幸運の手紙読んでて車に轢かれる場面と、林真心がボールの入った箱ぶっ壊すシーンでめっちゃ笑った。唯一引っかかったのは、徐太宇の不良になった理由でもある友達の溺死というトラウマが結構秒で解決しちゃったこと。まぁだからこそ林真心の彼への影響力がすごいんだけどね。
