これも見よう見ようと思ってたら、だいぶ時間が経っていた。
モンテ・ヘルマンの映画ってなかなか見られる機会がないので今のうちに見られてよかった。しかもプロデューサーはロジャー・コーマン。
あのコーマンが映画製作において赤字を出してしまった二つの映画のうちのその片方らしい。
雑に言うとめちゃくちゃ殺伐としたポケモン。
題名の通り闘鶏の話なんだが、バンバン鶏が死ぬのでそういうの苦手なら見ない方がいい。クライマックスは特に痛々しい。(演出としての必然性はあるけど)
いかにもアメリカンニューシネマって感じの内容で、あらゆるものを犠牲にして勝利と名声を追い求めた男のドラマ。
おっさんが鶏に"白い稲妻"って名前をつけてる厨二センスもやばい。
人生論として見ると非常に胸にくるものがあるし、終盤はかなり面白い。
ただ好きか嫌いかと聞かれると難しいところ。
正直、最後の恋人の行動が一番かっこいい。
