長い寝衣の裾をひらりひらりと翻し夜な夜な豪邸を歩き回る"ゾンビ"、こりゃまるで『レベッカ』か『嵐ヶ丘』だなと思ったらおや当たらずとも遠からず、「ジェイン・エア」を下敷きにしたということなのでした
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『溶岩の家』の元ネタということで、おそらく他の方の鋭い洞察力によって様々な共通点が挙げられているのだとは思うのだけれど。個人的にはベッツィが語り部を担ってはいるものの、登場人物全員との奇妙な距離感、…
>>続きを読むジャック・ターナー4本目。ロメロが定式化する前のゾンビ映画であり、ゾンビは人を襲ってくることも人肉を食うこともない。オリジナルのゾンビ概念に忠実にブードゥー教のイメージが散りばめられる中で、果たして…
>>続きを読む月給200ドルでインド諸島の一家の看護師として雇われた女性。
心神喪失状態の婦人の世話を任されたのだが・・・
婦人のぬけがら演技が迫真。
地元民ゾンビの顔面が強烈すぎる。あれはメイク?素面??
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このレビューはネタバレを含みます
ブードゥー教が舞台の世界。
ソンビと言うから、おどろおどろしい存在かと思ってたら、雇われ主の美しい妻の事だった。
雇われ主の母が、弟と駆け落ちをしようとした妻をソンビにしてしまってたとは…。
生…
「キャット・ピープル」のジャック・ターナー監督。安定の面白さ。人間の根源に宿る獣性と理性のせめぎ合い、というテーマは繋がっている。
精神を病んで抜け殻のようになった美しい妻を巡る、兄弟と母親のドロ…
なかなか。実に1943年のゾンビ映画。
モンスターとしてのゾンビではなく,生ける屍という本来のヴードゥー教的なゾンビ。というわけで,いわゆるホラー映画というよりは,人間ドラマというか悲恋ものという…