短くて美しい。
ここのところいくつか続けて見たリュートンホラーと呼ばれる一連のRKO作品では一番よかった。
他のRKO作品でのキレキレの構図が印象に残っていたマーク・ロブソンが編集で参加している。ジャック・ターナーによる今作もまた影の美しいショットが多くてかっこいい。
話もかなり奇妙でありつつ、あやしくロマンティックで面白かった。そしてタイトルもすばらしい(原案となった文章のタイトルがこれらしい)。
カリブの島国とゾンビという組み合わせのビジュアルは『サンゲリア』のイメージ元なのかもなど思った。ゾンビといえばカリブのブードゥー信仰だけどカリブの島とゾンビを一緒に撮ってるのはなかなか見ない。