トルーマンバロウズ

ボルケーノ・クライシスのトルーマンバロウズのレビュー・感想・評価

ボルケーノ・クライシス(1997年製作の映画)
3.1
舞台は南米にあるサンペドロ、新聞記者であるサムはこの国でクーデターを起こそうとしているゲリラ組織のリーダーを取材するためにアメリカからやってきた。
道中いろいろあったがサムは無事リーダーと対面することができた。
しかしゲリラ組織が拠点にしている火山が噴火の危機を迎えており・・・・。

南米の小国を舞台に腐敗した政府を倒すためにクーデターを起こそうとする反乱軍と記者を描いた災害パニック要素もあるB級アクション映画。
災害パニック映画みたいなタイトルだが実際には腐敗した政府をやっつけるために戦う反乱軍を中心にしたストーリーであるため、パニック映画としてはそこまでの出来ではないがアクション映画としては無難に楽しめる出来になっていた。
また火山の噴火シーンやマグマが襲ってくるシーンは基本的に記録映像からの流用なので、それなりに迫力はあるがややチープに感じてしまったのはちょっともったいなかった。
登場人物は皆それなりに個性的で特に大統領はわかりやすいくらいの悪役として描かれておりなかなか味わい深かった笑
全体的にパニック映画としてではなくアクション映画として楽しむべき作品だった。