R指定とタイトルから考えると少し意外な結末だったかなと思います。

もちろん、セックス依存症の主人公がメインなので大部分は見ていて苦しいお話。
ですが、最後にそれがひっくり返されたような気がしました。

ほんとに個人的な意見ですが、すごく良いお話だったと思います。

映画を見始めた時には、泣くほど感動すると思ってませんでしたから 笑


素敵なセリフが沢山あるのも見所です。

人生を楽しみなさい という人生の教訓を簡単に実践できる人もいるけど、そうじゃない人もいる。生きるのって難しいなぁということ、と同時に大切なことを教えてくれる映画だと思います。

(まあ エロシーン多すぎて友達におすすめするのは躊躇しますが)

冒頭、「男は大勢と寝れば [男らしい]
それが女だと[淫乱]になる」という祖母の言葉から始まるあたり、ほぼほぼ女性向け映画。
セックスシーン多めだけど主人公含め魅力的な人が全然出てこないから私は色気も感じず全くドキドキはせず。
でもそれ以上にメッセージ性がある作品で最後全然関係ない私まで少し励まされるという。
ちょうどcatvで放送することを知って、ここのレビューを読んで観ることに決めたんです。
騒ぐほど良くはないし、人に勧めるほどのものでもないけど、観てよかったな。
おばあちゃんが良かった。

※以下は作品の中で印象に残った言葉の紹介。

「自分の悩みを疑問文で書き留めなさい
客観的になれるわよ」

「日記は孤独な人が書くの」

「女子色情症は男が作った概念よ
女に罪悪感を与えるために」

「娼婦を買う男が誠実になることはない」

「僕たちは過ぎてから気づくことが多い」

エロいジャケとそそられるタイトルではありますが、男性向けエロティック映画ではございません

むしろスケベ心を持った男性にとっては、おもしろくない内容です

「男性は大勢の女性と寝ると男らしい、それが女性だと淫乱になる」
主人公は依存症というよりはただセックスという行為が一番自分らしくいれて好きなだけ
オッパイこそ小さいですが、なかなかのナイス・ボディで、いろんな男性とセックスをするのですが、そこに嫌らしさはありません

話のわかる祖母、いつも適切なアドバイスをしてくれる女友達、なんやかんやで同性の友情の方が価値あるもので…
結局、男の使い道はアソコだけなんじゃないの？！

なんて思ってしまいましたとさ