ポール・ヴァーホーヴェンの1975年作。この時からヴァーホーヴェンはこうだったんだぁ、と、なる描写満載。ド貧困、汚物、性器、汚い人間ばかり。ルドガー・ハウアーも丸出しになる。でもケティは健気で強い。…
>>続きを読むショーガールやベネデッタなど、バーホーベンが描く女性像の原点のような作品。
やはりここでもバーホーベンの描く強さには無様さや滑稽さも含まれている。
家族を捨てる時の捨て台詞がケティの生き様を物語…
19世紀末のオランダ・アムステルダム。田舎から出てきた貧しい大家族は、父親や姉の収入が途絶え、次女のケティが娼婦となる事に。しかし偶然知り合った画家のモデルとなった事で彼女の人生は変わり始める…。「…
>>続きを読む1976年オランダ作品 監督:ポール•ヴアーホーヴェン。19世紀末オランダ。職を求めてアムステルダムに移り住んだケティ家族は貧乏生活から抜け出せない。働き手の父や姉も仕事をクビになりケティは自分の身…
>>続きを読むどん底の貧乏生活から上流階級の世界へと駆け足で成り上がる女性版スカーフェイスだ。
主人公ケティは貧乏子沢山の家に生まれる。
舞台は19世紀のオランダでケティの家族は仕事を求め首都アムステルダムへ移住…
少女趣味を残酷で味付けで見事に仕上げた傑作。
ストーリーラインは大したことないのだけれども、最初の姉さんの船のシーンにしろ、最後の壁にかかる絵にしろ。一つ一つが熱い。
そして、主人公は決して…
命をかけたシンデレラストーリー。
大満足。ヴァーホーヴェンと女の趣味で固い握手を交わしたい。
起こること全て最悪なのに良い意味でおバカで純粋なケティのチャーミングな言動と貧乏な他の民衆達の逞しさに、…
可愛くて強くておバカ、そしてエネルギッシュなケティがチャーミングで哀しい映画。
民衆を導く自由の女神が象徴的に出てきて、ラストシーンのデモシーンと接続してるけど、結局ケティは自由の女神にはならず、個…