ドルフィンキック

銀色のシーズンのドルフィンキックのレビュー・感想・評価

銀色のシーズン(2007年製作の映画)
3.9
中古DVDを購入して、見ました。
雪山のスキーバカ三人組(雪猿)の奮闘を描いた物語。町おこしの為に建てられた「雪の教会」で挙式を挙げるため、一人の女性が町を訪れるのですが・・・その後色々と大変なお話。
事前情報を仕入れずに、見たので、映画鑑賞前は、雪山を舞台にしたコテコテの恋愛映画なのかな?って思っていたら、感動的な人間ドラマだったので、良い意味で裏切られた感じで、中々楽しめました。
物語面に関しては、ややオーバーな漫画チックな演出もありましたが、過去の悲しみや苦しみを抱えながらも、精一杯、自分らしく、頑張って、生きようとする登場人物達の姿がとても素敵でした。
ラストも、ジーンと来てしまいました。
映画鑑賞後は、何だか、元気になれる映画だと思いました。
映像面に関しては、とにかく、スキーのシーンが迫力があって、カッコ良かったですね。
スキーでハーフパイプするシーンやモーグルのアクロバティックなエアはしびれてしまいました。
雪山の美しさも、とても素晴らしかったと思います。
あと、エンディングで流れたコブクロの「WHITE DAYS」は、映画鑑賞後の余韻を心地良く残してくれる名曲で、心に響きました♪