バンバンビガロ

牛泥棒のバンバンビガロのレビュー・感想・評価

牛泥棒(1943年製作の映画)
3.0
作品自体は短くまとまっているものの枝葉の部分で物語上意味をさなさい描写が結構あるのと捕まった3人の証言がちぐはぐで結局どういう連中だったのか最後までよくわからないなど脚本の出来にはやや問題があるように感じる。
非常に説教臭いというか説教そのもののような映画なのだがあまりにストレートに問題提起をしてくるので心に来るものがる。
法の支配の軽視、集団的沸騰、私刑の横行、ゼノフォビア、有害な男らしさと現代の社会にも刺さりまくる内容満載で今も昔も変わらない人間の愚かしさを端的に描いている。
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