ねこ無双

イタリアン・チェーンソーのねこ無双のレビュー・感想・評価

イタリアン・チェーンソー(2005年製作の映画)
3.5
チンピラ3人組に襲われたカップル。
助けてくれた夫婦に導かれ、彼らの屋敷で休ませてもらおうとしたが…そこは狂った一家のお宅でした。

これも悪魔のいけにえフォロワーな作品。
とにかく近接描写が多い。近い…!
2005年映画だけど、まるで昔のホラーのような妙な泥臭を出せるのにびっくり。
肝心のチェーンソーがうなるのは遅いけど、後半ちゃんときますよ〜!
腸もドボドボこぼれ落ち、評判通りグロゴアもしっかり描かれた血みどろスプラッターです。
決してホラコメじゃないと思うんだけど、要所要所笑えるとこもありまして…。

追い詰められ絶対絶命のヒロインが繰り出したキック一発目が男の股間にヒット!
→的確すぎて大爆笑。

少年の口からしっかりヨダレ
→これはちゃんと理由があって、そうかそうか生理反応だね、って納得させられ。

チェーンソーで切り裂かれ、こぼれた自分の腸をかき集めて自分のお腹に戻そうとする男→
人間って瀕死の時でも、腸が出てきたらとにかく戻そうとするんだなって学べます。

そして、登場人物が着ている岡って文字がプリントされたTシャツが気になる!
(イタリア映画です)

ヒロインに共感持てないせいか、生き死にがどうでもよくなっちゃう…のが残念。
両親がよかれと思ってしたことが仇になり、そこからハグの感動シーン(?)の流れにはちょっとぽかん…。
でもこのとんでも感がこの映画の味⁉︎
(褒めてます)