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バトル・オン・ザ・ボーダー ノルディック 極寒の攻防のtheocatsのレビュー・感想・評価

2.2
出来は平凡だが史実認識用に価値有り

第2次大戦ドイツ軍ノルウェー侵攻、中立国ではあるが隣国スウェーデンにも緊張が走り、軍は密かに国境の橋に爆弾を設置する。
その任務を遂行し、国境警備を担うスウェーデン軍の兵士とドイツ軍の小競り合いを描いた映画。

オープニングのテロップで上の様な戦闘でス軍の兵士が300人ほど死んだという。
そういった歴史的背景を念頭に置けば意義も見出しやすいが、映画の出来自体はかなり平凡。
人物相関と顔の見分けがつきにくいこともあり、ついつい緊張がゆるみ意識を失いがちになる。

ラストはそこそこのドラマチック演出がなされ悲劇と大団円が半ばする。

中立国とはいっても緊張を伴った積極的防御をしないなら簡単に狂犬国家に侵略されるほかないのだろうなあと思わされないわけにはいかなかった。
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