けーな

ぼくのプレミアライフのけーなのレビュー・感想・評価

ぼくのプレミアライフ(1997年製作の映画)
3.5
イギリスの小説家であり、脚本家でもあるニック・ホーンビィの自伝的小説が原作。 
この小説は、イギリスでは100万部を超えるベストセラーとなっている。

ニック・ホーンビィの小説で映画化されて有名な物と言ったら、「アバウト・ア・ボーイ」じゃないかな。彼が書いた脚本で、私が好きなのは、「17歳の肖像」と「ブルックリン」。ニック・ホーンビィ作は、全部観たいと思っているので、これも、ようやく観れて嬉しい。

英国サッカーのプレミアリーグに人生全てを捧げてきた主人公ポールの物話。

主人公ポールを演じるのは、若い頃のコリン・ファース。くるくるパーマの髪の毛で、学校の英語の先生なんだけれども、ちょっとワイルドで野暮ったい雰囲気が、「キングスマン」とか「シングルマン」でスーツ姿をばっちり決めていた紳士とは、別人のようで、新鮮だった。 

「キングスマン」のマーリン(マーク・ストロング)も親しい友人役で出てくるから、嬉しくなった。マーク・ストロングのデビュー作らしい。とっても若いのだけれども、髪の毛は、今と同じ。

ポールは、アーセナルの熱狂的なサポーターで、この映画では、アーセナルが、1989年に、長年の不振から抜け出し、劇的な優勝を勝ち取った実際の映像と混ぜながら写し出されるので、面白かった。アーセナルって、日本の稲本が入ったチームだったな。

スポーツ観戦が好きじゃない人には、全く理解できない心理だろうと思うけど、私も、昔、野球ファンだった(トラキチ😅)ので、こんな気持ち、分からなくは無かった。しかし、サッカーに全てを捧げ過ぎだなとは思った。彼女は、たまんない。しかし、影響受ける、あんな気持ちも、よく分かる。
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