マルセル・ラスキン監督作品


南米ベネゼエラ
首都のカラカスのスラム街で暮らすシングルマザーのグラシエラと息子フリオ
誕生日会に行く途中捨て子を拾う

それから16年後
捨て子はダニエルと名付けられ義兄弟としてフリオと一緒に育てられていた
地元のサッカーチームに所属する２人
サッカーの才能豊かなダニエル
主将も務めるチームの中心的存在の兄フリオ

フリオは家計を助ける為にチームのキーパーマックスと一緒に街の顔役でギャングのモロチョの使い走りもやっていた

そんなダニエルとフリオの元にプロサッカー選手になる為のテストを受けるチャンスが巡って来た

しかしテストの前日悲劇が起こる
マックスの放った銃弾が誤って母グラシエラに命中してしまい急死してしまう
ダニエルは一部始終を見ていたが怒り狂うフリオに親友のマックスが犯人だとは言えなかった。。







以下ネタバレ



貧困の中で兄弟２人でプロサッカー選手になるのを夢見る奥手で引っ込み思案だが才能豊かなダニエル
頼りがいがあり母や血の繋がらない弟を可愛がる一目置かれるフリオ
母親の死を境に仲の良かった２人が更なる悲劇へと向かって行ってしまうヒューマンドラマ⚽


南米でも１、２を争う治安の悪さ貧困
ストリート・チルドレンは簡易な雨避けの下で路上生活
未成年が銃を持ち歩きすぐ発砲
野球やサッカーの才能が無いと抜け出せず地元のギャングになるしか選択肢は無い。。
色々なことがカルチャーショックでガツンと頭を殴られた感じ😅

マックスは合計で4、5人殺してるけど警察が来るとかそういう場面自体無し😅
普通にサッカーの試合出てるし😅
濡れ衣を着せられてマックスに殺された奴も何のフォローもなかった。。😅
まぁストーリーに関係無いけど可哀想

悲惨な生活の中でギャングのボスも筋を通せば粗暴なだけじゃないし元サッカー選手の監督も未来に羽ばたけと後押ししてくれる
これは最後は明るい未来が待っている的な展開かなと是非そうなって欲しいと肩入れし期待しつつ観ていた🔆


最後は結末はどうなるのか？

１、結局2人ともプロ選手になる
２、兄貴はギャングへ弟はプロ
３、兄が復讐し死亡、弟はプロ
４、２人とも結局プロにはなれず終

このどれかになるだろうなぁ
まぁ普通は１かな、でもこの感じだと２の「キッズリターン」的終わり方かなとも思っていたけど。。

スカッと爽やかに終わらなかったスポーツ物⚽
日本では絶対に有り得ないしこんな落ちは作れない。。
ある意味ベネゼエラなら有りなんだろうなぁ。。

余りの衝撃のラストに加点１😅

• #マツタクスポーツ
• #マツタクサッカー
• #マツタク丼
• #マツタク家族

ベネゼーラ映画。

かなり好みだった。
作中の雰囲気がとても良い。

若干の物足りなさはあるものの、ストーリー自体も結構いい感じで進んでいく...

劇中、何度かきた衝撃もありだったがラストだけは口あんぐり。納得がいかん。

ベネゼーラってこんなに乱暴者が多いのかい⁉︎

良作だけにちょっと勿体ないなって思えた映画でした。

そのまま出来上がれば非常に美味しい富士宮焼そば。しかし最後に焦がす🔥かなり焦がす🔥

なんという驚きのラスト。。。
衝撃が大きくて、言葉を失いますね。。

生まれた国や育った境遇が違うと、こうも価値観が変わるのですね。
大抵の場合こういうシチュエーションだったらこっちを選ぶでしょう、みたいな場面で、彼らは異なる選択を続けます。

それがまたいじらしいというか、健気で可哀想というか...。

この兄弟にとっては、お互いが何よりも大切なんですよね。そして、お互いの守り方がとても不器用で、生き方が上手くなくて。。

見ていてとてももどかしい気持ちになりました。


それにしても、ベネズエラって現実でも本当にこんなに治安の悪い国なんでしょうか。あんなに簡単に銃撃戦が始まるなんて、にわかに信じ難いです。が、あれが現実なのでしょうね。。
なんとか皆で一斉に銃を捨てて、安心して暮らしてほしいと思います。