ソニア

裏切りのサーカスのソニアのネタバレレビュー・内容・結末

裏切りのサーカス(2011年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

高崎電気館の企画する「ギャガ・アカデミー賞受賞作品特集上映」初日に鑑賞。高崎芸術劇場でオーケストラを観る予定があったが、4/20で国内の上映権が切れ、またサブスクリプションからも姿を消してしまうということでなんとしても滑り込まねばと商店街を猛ダッシュ。

結果的に観ることができて本当に満足。噂通り難しいが、最近のノーラン作品ラッシュで鍛えられた脳によりキャパオーバーにはならず楽しむことができた。

最初から匂ってる人たちがしっかり全員クロなのだが、魅力的な俳優陣により、そうではないと信じたくなっている気持ちでしっかりハラハラ感を味わうことができた。ベネディクト・カンバーバッチが非常にいい味を出しており、個人的には裏主人公だなという気持ち。ゲイリー・オールドマンは「レオン」では憎たらしくて仕方なかったが、今回は本当に人間味にあふれたキャラクターで、ここまでの振れ幅がだせるものかと感服。コリン・ファースとマーク・ストロングの絡みからもキングスマンへの繋がりを想像でき、ニヤニヤしてしまった。

家に着き次第2回目の鑑賞をスタート。
2回目が楽しい1グランプリがあったら間違いなく決勝進出。ノーランもそうだが、劇場は2回目以降の客でさぞかし賑わったことだろう。ただこれだけ複雑で話題性もあった作品なのにYouTubeに感想動画が少なすぎる。

ぜひともBlu-rayを手に入れてまた鑑賞したい作品。
ソニア

ソニア