松岡茉優

風にバラは散ったの松岡茉優のレビュー・感想・評価

風にバラは散った(1989年製作の映画)
4.2
評価高すぎ感はあるが面白かった。色々あって離ればなれになった元恋人同士が再会するあの瞬間のエモさよ。赤と青のコントラスト、行こうとした女の腕を取る→女がスローモーションで振り向くという下手したらめちゃめちゃダサいのにちゃんとカッコいい。色使いがとても良かったのでこれはBlu-rayで観たらまた印象違うかもしれない。割れたガラス越しに人物を捉えるショットがお気に入り。トニー・レオンは地味な役だけどマジかっこよかった。アクション映画でもあり尚且つラブロマンスでもあるというこのバランス感覚がとてもいい。パトリック・タムの他の作品も観てみたい。
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