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『デューン/スーパープレミアム[砂の惑星・特別篇]』に投稿された感想・評価

「イレイザーヘッド」「エレファントマン」で名声を得たデヴィッド・リンチ監督初のハリウッドメジャー作品であり、120億円もの製作費が投じられたSF超大作「DUNE」

本作は劇場公開の10年後にTV放映用長尺版として編集された為、厳密に云うとデヴィッド・リンチフィルムには相当しません。
なのでこちらの監督名はハリウッド伝説のゴタゴタ専用名義アラン・スミシーが適用。
長尺版を観るのは今回初めてでしたが、最後に劇場公開版を観たのも結構前のことなので相違はあまり判別できず…。

奇才ホドロフスキー監督が成し遂げられず、リドリー・スコット監督さえも匙を投げてしまったこの"化け物"作品。
その才能を見込まれて大抜擢されたリンチを以てしても手に余る世界観ゆえ、この出来映えならまぁ納得しようよみんな!ほらゴシック調の衣装とか美術セットとかも凄いじゃん!と云ったところです。
宇宙の帝国支配から脱する為に目覚める救世主ストーリーは、言わずもがなスターウォーズにも多大な影響を与えています(原作の方で)。

特筆したいのは皇帝の娘イルラン姫、ポールの母親ジェシカ、チャニ(ブレードランナーのヒロイン役でお馴染みショーン・ヤング)、そして決闘で死んだジャミスの妻、登場する女性陣がことごとく美女ばっかなんすよね!
キャスティングした奴の女性の好みが如実に反映されとります。

そして悪役スティングの存在感ね!
もう彼は本作に出演したってだけで価値がダダ上がりなわけですよ。
(ちなみに6月のSTING来日公演に行く予定なので今から超楽しみっす!)

ホドロフスキー版DUNEに参加するはずだった「エイリアン」のデザイナー・HRギーガーも内装やサンドワーム等を手掛けており、劇中から彼のプロダクトを探すのも楽しめるポイントです。

主人公を務めたカイル・マクラクランは本作からリンチの秘蔵っ子として貢献し、今年新たにリンチの指揮で始動する「ツインピークス」最新TVシリーズも続投するそうで。

「DUNE」はその後TVシリーズでドラマ化されましたが(未見)、またまたドラマ版と映画版のリブートが決まったらしいので是非とも両作品の完成を心待ちにしたいと思います。
ワンコ

ワンコの感想・評価

3.6
【ドゥニ・ヴィルヌーブの最新作の先のストーリーが気になる人へ】

通常版のレビューでも書いた通り、この原作「砂の惑星」は、昨今の宇宙物理学の最新の情報を取り入れたり、哲学的に昇華されたSF小説と比べて、大味に感じられるかもしれないが、物語としてよく考えられたSF大河小説になっていると思う。

個人的には、シェイクスピアやギリシャ神話の戯曲のような構成やテンポのように感じる。

家柄、領主同士の対立、後継ぎ、愚鈍な王、昔ながらの家臣、預言者然と振舞う占い師、裏切り者、既得権益の維持に躍起な組織、これに、合理主義と神秘主義の対立、合理主義と非理性主義の対立、リーダーと部下の信頼と対立、血筋、裏切り、暗殺、復讐などの要素をちりばめて重層的な物語展開になっているのだ。

そして、ポールがフレメンを率いるところは、実は、イスラムのムハマンドにヒントを得ているのではないかと思う。

西洋的な社会の知識を持ちながら、砂漠の民を率いるのだが、一神教であるキリスト教を知り、ムハマンドは、アッラーを一神教としてイスラム教を強大に組織化していくのだ。

そして、それぞれの物語が個性を持って主張され、特にフレメンについては、理解を深めるようにアレンジされている。

そして、この3時間を超える長尺版は、過度な編集前の通常版とちょっと異なっていて、あらすじを追うより、もう少し場面場面を楽しめるようには思える。

キャラクターや空間、宇宙船デザインはデヴィッド・リンチならではだし、若かりし頃のパトリック・スチュワートやスティングを見られるのも楽しい(パトリック・スチュワートは、昔からおっさんのように見えるけどね(笑))。

ただ、それでも、このSF大河小説の金字塔を映画として表現するには、時間は圧倒的に不足しているように思える。

まあ、だから、ドゥニ・ヴィルヌーブの最新作は、前編が2時半の、前後編になっているのだろう。

だから、もし、先のストーリーが気になる人は、大変に読み易くなった新訳版の「砂の惑星」1-3巻を読むことをお勧めするし、映画だったら、可能であればデヴィッド・リンチの「DUNE(長尺版)」をご覧になられた方が良いように思う。

僕、ドゥニ・ヴィルヌーブの最新作「DUNE」、期待してるんですよ!マジで!

デヴィッドリンチに敬意を表して、ちょっと加点😁
桃龍

桃龍の感想・評価

3.0
尺が長くなっただけで退屈だったので、見ながら考えたことを。
原作未読なので、書いてあったらごめんなさい。
地球外にも知的生命体はいるという説が現在は有力だが、この作品の宇宙には人間しかいないのだろうか。
宇宙服なしで生活できてるのは、8000年の間にテラフォーミングした惑星だからなのだろうか。
政治体制はほとんど進歩しなかったのだろうか。文系の私としては、この点かなり気になる。

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