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ヒーロー・ウォンテッドのtotoruruのレビュー・感想・評価

ヒーロー・ウォンテッド(2008年製作の映画)
3.1
ヒーロー? orアンチヒーロー?


キューバ・グッディング・Jr、ノーマン・リーダス、レイ・リオッタという豪華だけど中々の通好みなメンバーw

そして豪華メンバーなのに、なぜだかB級臭がする作品ww

フィルマのクリップ数も少なく、余り評価も良くないけど、B級作品と思って観ると悪くはないと思う😅


自動車事故にあった少女を助け、町のヒーローとなった男(キューバ・グッディング・Jr)が、再び銀行強盗の現場に居合わせたことで、事件に巻き込まれ復讐に手を染めていくアクションです。

復讐ものですが、真相が分かると主人公の幼稚で身勝手な行動に結構イラッときますw



ストーリー構成が過去と現在を行ったり来たりするのですが、時間軸が切り替わったタイミングがわかり辛いので、油断していると訳が分からなくなります。

時間軸を弄るのであれば、もう少し丁寧に作って欲しいなって思います。

辛うじて主人公の傷の有る無しで判断が出来る感じです。

そのせいで本来であれば単純で分かりやすいストーリーのはずが、無駄にテンポが悪くなってしまっておりマイナスに働いてしまっているのは勿体ない。



ジャケ写の感じからノーマンはいつもの様にチョイ役かと思ってたら、出番はそれなりにありました。

その代わりレイ・リオッタが少なめ&微妙な役です。


出番はそれなりあったけど小物臭に溢れる役どころのノーマン。

カリブ海ビーチの写真を持ち歩き眺めるノーマンがカワイイですw

そして、ノーマンが演じるスウェインの行動には色々と思うところはありますが、(それは置いといてw)ラストに見せるノーマンの表情はカッコイイです。


主演3人だけでなく、脇を固める役者もいい感じ。

主人公の親父の戦友を演じたベン・クロスが最高にクールでカッコイイです😆


主人公を慕う少女が、演技も上手でキュートなのもポイント高いです。

特に終盤のキューバ・グッディング・Jr&レイ・リオッタとのシーンはグッと来るものがありました。


脚本は微妙ですが、それなりには見どころはある、テレ東14時あたりが似合う作品です。
👆一応褒めてます…😁
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