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オープン・ユア・アイズのkazu1961のレビュー・感想・評価

オープン・ユア・アイズ(1997年製作の映画)
4.0
▪️JPTitle :「オープン・ユア・アイズ」
ORTitle :「Abre los ojos」
▪️First Release Year : 1997
▪️JP Release Date : 1998/07/18
▪️Production Country : スペイン
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2022-031 再鑑賞
🕰Running Time : 117分
▪️Director : アレハンドロ・アメナバル
▪️Writer : アレハンドロ・アメナバル、マテオ・ヒル
▪️MusicD : アレハンドロ・アメナバル
▪️Cast : ペネロペ・クルス、エドゥアルド・ノリエガ、ナイワ・ニムリ
▪️Review
この作品好きです!そしてやっぱりペネロペはハンパなく美しい!!
本作、キャメロン・クロウがトム・クルーズ主演の『バニラ・スカイ』にリメイクしたことで有名になりました。個人的にはこちらの方がアレハンドロ・アメナバル監督による真に独創的な作品で一見の価値があると思います。
監督は、特殊効果を使わずカメラ・アングルのみでつくるリアルなSFを目指したと語っていて、素晴らしいカメラワークとキャストの演技で仮想体験やキャラクターの個性を感じることができます。
本作、原作はクリストファー・プリーストのSF的色合いの強い小説を原作に、人格、記憶、アイデンティティの本質を鋭く描いている作品です。アレハンドロ・アメナバル監督の素晴らしい脚本、音楽、演出により、精神錯乱的ですがスタイリッシュなSFスリラー作品に仕上がっていると思います。
そして独特なオープニングへの回帰的なエンディングも秀逸で、脳を刺激する、そんな作品ですね!!

物語は。。。
ハンサムで自由な恋愛を楽しみ、裕福な生活を送る青年セサル。しかし彼の人生は交通事故で一変。顔は醜く変貌し、愛する人からも冷たくされます。そんな中、不可能とされた手術は成功し、全ては元の幸福な生活へと戻ったかに見えましたが。。。

『マトリックス』『ファイト・クラブ』『シックス・センス』『メメント』や『マルホランド・ドライブ』にも影響を与えたと作品として一見の価値はあるかと思います。

▪️Overview (映画. comより)
顔を損傷したハンサム青年の、夢とも現実ともつかない世界を描いたスリラー。監督・脚本・音楽は「テシス・次に私が殺される」のアレハンドロ・アメナバル。脚本は監督とマテオ・ヒルが担当。製作は「テシス・次に私が殺される」のホセ・ルス・クエルダ。製作総指揮はフェルナンド・ボヴァイラ、ホセ・ルイス・クエルダ。撮影は「テシス・次に私が殺される」のハンス・バーマン。音楽は監督とマリアノ・マリンが担当。出演は「テシス・次に私が殺される」のエドゥアルド・ノリエガ、「イフ・オンリー」のペネロペ・クルス、「テシス」のフェレ・マルティネス、舞台で活躍するチェテ・レーラほか。98年東京国際映画祭グランプリ受賞。
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