このレビューはネタバレを含みます
プレイボーイな男が嫉妬した闇深い女に心中ドライブをされて美貌を失う。この事故をきっかけに、夢中になっていた美女とも距離が生まれてしまい、転落人生へ帆を進める。
という単純な話で終わりではなく、現実と空想がキーワードである本作は非常にトリッキーなプロット。単純なサスペンスかと思いきや、オチはド直球SF。『バニラ・スカイ』を以前に観たので、うろ覚えにオチは分かっていたが、改めて見ると凝った内容である。
夢って恐ろしい。自分も偶に容姿が全く別人になったり、虫歯で歯がガタガタになる夢を見るので、夢から覚めた後に鏡を見る時のゾワゾワ感は非常に共感できる。
結論、ペネロペは相変わらず推しである。
だが、顔に白塗り姿は「え?!どうした」と仰天だった。