歩葉戸路素

尻怪獣アスラの歩葉戸路素のネタバレレビュー・内容・結末

尻怪獣アスラ(2004年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

メキシコで新種のカエルにFUCKされた青年ヴォルドーさんの尻が自我を持ち巨大化し尻怪獣アスラになって暴れる物語

東宝特撮「モスラ」のパロディ映画
話の合間に双子の妖精が「アスラ〜♬アスラ〜♬」っていちいち歌い出すのがウザくて笑える
個人的にはアスラの怪獣パートは普通に大好き
怪獣化前の尻が伸びて人を殺すスリラー展開も良かったし、最後のテロリストがケツに突っ込んで自爆するのとか下品で最高
でも怪獣以外の映画パロディパートが結構間延びしててダレてしまう!
ただでさえユルユルなのに刑事のドタバタコント展開のせいで更にグダグダになってたので…怪獣一本攻めにした方が良かった気がする

とはいえ米国に潜む過激派イスラム教徒のアルカイダを人間爆弾にしてアスラのケツに突っ込ませる展開とか最低で命知らずな風刺はサウスパークに匹敵するブラックジョークで本当に素晴らしい
アスラの特撮シーンがネットのFlashアニメ並みの雑合成で脱力感MAXなのも爆笑で最大の見どころ!

モンスターがぜんぜん登場しなくて見た後「……」って目眩がするその他の魑魅魍魎なZ級虚無映画と違い
このアスラはちゃんと怪獣が活躍するシーン多いし派手なアクションもあるので
実は最低映画の皮を被った正統派B級バカ映画だと思ってる
歩葉戸路素

歩葉戸路素