出稼ぎ野郎の作品情報・感想・評価

『出稼ぎ野郎』に投稿された感想・評価

tntn

tntnの感想・評価

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再鑑賞
「Katzelmacher」は、ヨーロッパ南部出身者への侮蔑語とのこと。ヨルゴスはギリシャからの「Gastarbeiter」だけど、途中までイタリア人と呼ばれる。劇中のミュンヘンの若者達は、…

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ミリ

ミリの感想・評価

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低俗な団地の若者を監視するニヒルなカメラが愉しい。
どこにも行けない人たちは、それを疑問に思うこともしてなかったけど、突如言葉も通じないギリシャ人出稼ぎ労働者がやってきて風穴を開けてしまう。次々に異…

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sonozy

sonozyの感想・評価

4.0

R.W.ファスビンダー監督の長編2作目。
3組のカップル+フリーな女性の7人と、別の1組のカップルたちがつるんでる郊外の町に、ギリシャからの出稼ぎ労働者の男が登場することで、彼らの不安定なバランスが…

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ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督作品。
ドイツ若者達が集まり、戯れている、中、ギリシャから出稼ぎ労働者が来て・・・という話。

固定カメラほとんどの会話劇。不毛な感じが伝わってきた。真偽不明…

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ファスビンダー監督の長編第二弾。同年の第一弾「愛は死より冷酷」はノワール風味だったのが、打って変わって地元の閉塞性を会話劇で描いている(元々は劇団公演用に準備していた戯曲とのこと)。前作と同じく低予…

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ある意味『ジャンヌ・ディエルマン』の元ネタと言えるかも。固定カメラのファスビンダーも良い。
ごっつええ感じのコント感すごい。もろ自主制作って感じだが、同期がこれつくってきたら確かにビビるな
似太郎

似太郎の感想・評価

4.0

ファスビンダーの前作『愛は死より冷酷』の活劇性と比べるとかなり社会派でヘビーな後味が残る「弱い者イジメ」映画の佳作。

ドイツ人に搾取されるユダヤ人商社マン(出稼ぎ野郎)をファスビンダー自身が自虐的…

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ファスビンダーの長編第2作。ほとんどが固定ショットなのは、デビュー作が動きが少ないと評され、反発したためだという。

秩序を取り戻すために出稼ぎ労働者を袋叩きにするファシスト的な若者たち。しかし、追…

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シャケ

シャケの感想・評価

3.0
退廃した若者、都合の良い女、ドイツ語が分からずボコボコにされるファスビンダー
カチカチに決まった構図が繰り返される。白い部分が多い。
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