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天才画家ダリ 愛と激情の青春のmhのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

フランコ政権に翻弄されるスペインを舞台したサルバドール・ダリの半生記かと思ったら、男同士の恋愛ものだったでござる。
水中で戯れるシーンとか地味に長くて飛ばそうかと思ったくらい。
男女セックスのそばで、手淫のくだりは破壊力高かった。三人三様の高揚と悲しみがこんがらがってて素晴らしい。
恋愛ものをほとんど見てないからわからないんですけど、もしかして、テンプレプロットだったかな?
ヨーロッパを舞台にした恋愛ものにおけるサイクリングのシーンが含有しているノスタルジーってなんなんだろうな。「ピエロの赤い鼻」は確信犯的にやってるよね。
もうちょっと歴史に絡めてくれたらなぁと思った。
とはいえ「君の名前で僕を呼んで」とか、萩尾望都「残酷な神が支配する」とか思い出しながらみたので、けっこう楽しかったかな。
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