きょんくん

天才画家ダリ 愛と激情の青春のきょんくんのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

パティンソン指数 ★★★★★
(ファンは見たほうがいい、こじらせパティンソンさん…)

芸術に関する素養がないので
ダリも有名な絵と名前を知っている程度…

でもパティンソン御出演と知って鑑賞しました。

まずはパティンソンさんの七変化について
最初はショートボブでヒラヒラシャツのおぼっちゃまスタイルだったのに
みんなに合わせて
髪を撫でつけて
スーツでキメタ姿が長身に映えてカッコよすぎる

その後パリに行ってまた本来の個性派ファッションに逆戻りだったけど
なかなか見応えありました。


本編ですが
愛と激情の青春
とあっても
同性愛的要素があると知らず
挙動不審になってしまった…

え?マジで?パティンソンさんのそんな演技みられるの??
まって呼吸を整えます
っていう…
すみません
でも美しいものを観る覚悟は必要なんです…

美しい湖のシーンやら
なんか昇天レベルでした…

パティンソンさんって身長もあるし体格も立派だしなんですけど
あまり雄臭くないというか中性的なイメージあるんです。

それが立証された感が。
このキャスティング最高じゃあないですか??

あーいいものみた。

最後切ないけど。

あとこの映画がダリが亡くなる直前?ぐらいに語ったエピソードからつくられたって聞いて
むせび泣きそうになった。
この映画の監督の仕事は後世に語り継がれてほしい
妄想の具現化(って言っていいの?)ここまでやり遂げたら悔いはないよね。
(監督に勘違いすな!って怒られそう…)

とはいえ個人的に1番の感動はロルカの女友達でした。
最後のロルカへの助言は本当泣けた…
いい子だ。

以外読みにくいあらすじ。

美術学校で出会ったダリと詩人のロルカ映像作家のブリュルは意気投合するが
ロルカは次第に個性的なダリに惹かれていく。
ダリもロルカに惹かれていき2人は親密な関係になるが
どうしても男性同士という事を受け入れられず
ブリュルに誘われた事もあって逃げ出すようにパリに行ってしまう。


パリで女性と運命的な出会いをしたというダリが独特なヒゲを蓄えて戻ってくる。
うれしくてはしゃぐロルカ。
だがダリには結局想いを受け入れてもらえず。
1番の親しい女友達からのアピールを受け入れダリの前で性交する。
ダリを見ながら…
ダリもそれを見ながら自らを慰め
その場を後にするのだった…

それから8年の月日がたち
ロルカは各地で自作の劇を演じ好評を得ていた。
また反ファシズムも貫いていた。
そんな折にダリから手紙が届く。
会いたいと。
ずっと連絡しても返信のなかった彼からの手紙に心中複雑ながらも会いにいくロルカ。
しかしそこに居たのは退廃に埋もれそれを享受したダリでありそこに彼の昔愛した彼の姿はなかった。

その後彼は反ファシズムの活動が元で拘束銃殺される。38歳だった。

Wikipediaによるとダリは一言「オレー」と叫んだとか。
でもこれはロルカのWikipediaに記載されていてダリの方には書かれていないんだなあ…
きょんくん

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