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ウルトラマンサーガのmatchypotterのレビュー・感想・評価

ウルトラマンサーガ(2012年製作の映画)
3.6
これも神回的な映画。
『ウルトラマンサーガ』、実は初めて観た。

ゼロ、コスモス、、、そして、ダイナ。
やっぱりゼロさん、宮野真守が出てくると色々エモーショナルな雰囲気と展開で良い。

今回、ゼロと体を1つにするのはDAIGO。これがまた彼がなかなかノリノリで良い。単発映画だけど、フィット感が良いからごく自然にこの世界観に入っていける。

杉浦太陽とつるの剛士という平成のウルトラマンの代表格のツートップ。
この2人とDAIGOが3人一揃えで光に包まれる。これが何とも壮観。

DAIGOがいる世界とは違う時空の地球。
そこは地球からほとんど人がいなくなってしまっている。
残された僅かな子供達を守りながら生きてる女の子達、“地球防衛隊”。

彼女達、AKB。秋元才加とか初代AKBメンバーたち。
これが観るまでは心配で仕方がなかったけど、結構体張ってるし、DAIGO同様、この世界にフィットしてた。

ゼロ、コスモス、ダイナ。
この3体のウルトラマンがこの滅亡に瀕した地球を救う。彼らの諦めない心、勇気、優しさ、気高さが新たなウルトラマン“サーガ”を呼び起こす。

戦闘シーンもCG駆使して壮大に。それで終わらず、最後はこれぞ特撮に持っていく展開がやはり円谷ワールド、素晴らしい。

ゼットン。
もともとはあの初代マンを倒した怪獣。
“終わり”を告げる、という意味で“Z”と“ん”を繋げた、らしい、“ゼットン”。

やっぱり、ゼットンの貫禄と絶望感はどこでどんな形でも変わらない、普遍の“終わりをもたらす王者”。

そんな最凶の敵に挑む3体のウルトラマンと3人の勇者、なかなか熱いものが込み上げてくる作品だった。


F:1634
M:613
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