世界よ、コレが日本の刑事だ!
能面ヅラして人体を斬り刻む、
基地GUYサディストだッ!!☆
L.A.、リトル・トーキョー。
冒頭、寿司バー経営の夫婦が
ヤクザに殺害される。
現場に居合わせた刑事デラノと
店主の義弟で日本の刑事アカシ
の二人は、地元の支配を目論む
ヤクザに復讐を開始する…!
ヤクザへの襲撃は、即殺さずに
まず耳や指だけを切り取り警告
するのがサムライの習わしだ。
ヤクザを殺す時は、死体の額に
十文字を刻み、自分達の仕業と
知らしめて威圧するのが、日本
警察のやり方だ。
そんな話を、刀を手にニヤリと
して如何にも嬉しそうに語る、
危険思想の変態、アカシ。☆
足湯に浸かり、風呂談義をする
のが、ヤクザの日課。♪
「あ~、気持ちいいわぁ~♪」
「もう少し熱かったらいいな」
「ちょっとぬるい。入れんわ」
「気持ちいいでしょ?これが
アメリカのお風呂よ♪」
「日本のお風呂と違うけど、
気持ちいいんじゃない?」
…和気あいあいで平和な光景に
忍び寄る、アカシの妖刀…!☆
―――血だ!真っ赤な血だ!!
渡瀬恒彦よ、見ているか?
コレが真の“マッドポリス”だ!
ヤクザとの応酬は続く。
マシンガンで蜂の巣にされて、
血塗れで死に掛けた青年を、
“先生”なる、スーツおじさんの
屋敷に運び込む。
「治してやるから心配すな」
先端に水晶の付いた二本の棒で
体の上をウロウロさせると…
あ~ら不思議!
「少し良くなってきたよ♪」
―――え?ええっっ!?!
弾丸の摘出は?止血は?
消毒は?縫合は??(笑)
見たか!コレが神国・日本の
ヤオヨロズ・パワーだッ!!☆
そして、驚愕のラストが待つ。
親友や仲間を失った主人公が、
刑事の職を捨ててまで選んだ、
その道とは…!?
「―――サヨナラ!♪」
…あと、意味不明な野郎脱ぎが
多いな、この映画。(笑)