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ギャングスターズ 明日へのタッチダウンのYYamadaのレビュー・感想・評価

3.8
【スポーツ映画のススメ】
ギャングスターズ 明日へのタッチダウン (2006)
◆競技名:
🏈アメリカン・フットボール
◆競技の舞台:
 米国高校アメリカンフットボール
「マスタングズ」
 
〈本作の粗筋〉 eiga.comより抜粋
・元アメフト選手の保護観察官ショーンは、少年院を出所した多くの若者が再犯者になったり、落命している現実に虚しさを感じていた。
・そこで彼はアメフトを更生プログラムに取り入れ、スポーツを通じて少年たちに規律や責任感を教え込もうとするが…。

〈見処〉
①アメフト版「スクール・ウォーズ」!
 実話に基づくスポーツ感動作
・『ギャングスターズ 明日へのタッチダウン』(原題: Gridiron Gang)は、2006年に製作されたスポーツ映画。日本では劇場未公開のビデオスルー作品。
・本作はアメフトを通じて不良少年たちを更生させようとする保護観察官の奮闘を、実話をもとに映画化。ザ・ロックことドウェイン・ジョンソンが主人公ショーンを熱演している。

②結び…本作の見処は?
なかなかの名作ながら、王道ストーリーすぎて語るところが少ない。
◎: コーチへの反発→大量得点差の敗北→転機→ファミリーと言い出す→栄光への勝利!のスポーツ映画の王道ドラマ。反発の熱量が多いだけに感動もひとしおな作品。 街のギャングの抗争を超えた真の友情構築は感動的。
○: アクション・シーンのないドウェイン・ジョンソンであるが、本作の少年院の保護観察官はハマリ役。しっかりと静かなる感情起伏のある演技を見せている。
○: 賛否両論はあるが、京都大学アメフト部「ギャングスターズ」の存在から、アメフトファンにはわかる邦題は良いアイディアだと思う。
▲: エンドロール前のメンバーのその後の紹介以外は史実を裏付けする演出が少なく、どこまでが創作なのか気になるところ。
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