「ブラッドライン」の箸休めとして鑑賞。
家族執着型のシリアルキラーの話。まあ、よくある筋書きでオチもこの手の話ではよくある型。
シリアルキラーとシングルマザーは出会って半年で同棲＆婚約しちゃうのだが、その間彼の素性を全く知らないって、そんな事あるんだ。恋は盲目なのね。
しかし、彼の偽の人生の作りこみがちょっとザルなので、ポロポロと整合性のなさが発覚するのはご愛敬。
いや、もしかしたら「Who am I here?」とか言ってるあたり、彼はもう虚像の輪郭がわからなくなっているのかもしれない。
すべてに破綻がないように嘘をつき通すってすごいエネルギーが必要なのかも。
見どころは学校カースト最上位であろうことは簡単に想像がつく、アンバー・ハード扮するケリーの素晴らしい肢体。
息子のマイケル役の俳優が、十年の時を経て「YOU 君がすべて」でウルトラ級のサイコストーカーになっているのもちょっと笑える。
