塔の上のカバンツェル

提督の戦艦の塔の上のカバンツェルのレビュー・感想・評価

提督の戦艦(2008年製作の映画)
2.8
実在の人物、ロシア海軍提督アレクサンドル・コルチャークの戦間期を描いた作品。

第一次世界大戦下でのロシア海軍の艦長、革命後には白ロシア軍最高司令官(執政官)となる彼の最期の数年間を、彼の愛する不倫相手と共に描かれるわけだけど…。

戦闘シーンは、近年ロシア映画の先駆けならではの流石とも言うべき火薬量なわけだが、いかんせん大っぴらに展開される不倫愛憎劇の尺があまりにも多く、しかも共感し難い。

また、海軍での戦闘シーンは前半部だけで、中盤以降は主に地上戦が主となります。