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海底3万マイルのhideharuのレビュー・感想・評価

海底3万マイル(1970年製作の映画)
2.3
2021.12.08レンタルDVDで再見。
これも昔はよく夏休みなんかにテレビでやってた。

特にこれは60分と短いかテレビ放送には向いているかも。ただ今回、これを映画としてみてみたらやはり60分は短いと思いました。説明不足と言うか全てが唐突と言うか。

冒頭、いきなり主人公のイサムが父親の仕事の関係で海底探査船に乗船しているのですが少年の横には何故かチーターが。ここで「えっチーターがペット?」と思いますが特に説明はないのでどう言う経緯でチーターがペットなのか分かりません。笑

家の近所でチーターとサッカーして遊んで、そのまま山に向かいます。そこには観光客が、そしてチーターに驚きます。それもつかの間、今度は溶岩がせり上がり火の玉を吹く怪獣が出現、そしてこれまた偶然そこに居合わせた海底王国のお姫様と怪獣から逃げることにって感じでとにかく全てが行き当たりばったり。

まるで子供が考えたような展開です。クライマックスもビックリするくらい計画性もなくすんなりと終わりを迎えます。
主人公たちがこんな事をやっていた間に一体どれくらいの人間が火炎龍(怪獣)の犠牲になったのでしょうか?世界の名だたる大都市も破壊されてましたね。

そして呑気なエンディングに。

主人公のイサムは少年役ならこの人って感じで野沢雅子、ヒロインのエンジェルは小鳩くるみ、彼女は「アタックNo.1」の鮎原こずえで有名です。

頭を空っぽにして童心になるように心がけてから見るアニメ映画です。
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