フランス映画らしく、淡々と進んでいきますが、心が締め付けられる内容でした。
日本には馴染みの薄い、難民問題。
何とかイギリスに渡ろうと、色々奮闘するイラン系アジア人の主人公。
彼女を想いながら頑張る色々です。
ラストは本当に賛否両論出そうですが、あれだけ頑張ったのに…
まぁ多くは語るまい（笑）

【再鑑賞】舞台は🇬🇧イギリスと🇫🇷フランスを結ぶドーバー海峡を望む🇫🇷港町カレ。難民問題と共に👨🏻‍🦱水泳コーチと👦🏻難民の少年の交流・夫婦の離婚💍💔etcを描いたヒューマンドラマ🏊🏻‍♂️📽✨仏映画ですが作中では主に英語が使用されるので見やすいカモ🦆。原題: WELCOME 👈🏻は痛烈な皮肉で、胸は痛むし☕️ほろ苦い…けれど人情の温かみも感じられる、余韻の残る佳作

【🇩🇪ベルリン国際映画祭(⛪️エキュメニカル審査員賞・ヨーロッパ映画賞)、🇮🇪ダブリン国際映画祭(男優賞・監督賞)など各賞13部門受賞🏆✨🇫🇷セザール賞(作品賞・男優賞・助演女優賞・監督賞・脚本賞・撮影賞・楽曲賞など)各賞16部門ノミネート】

注)鑑賞前に🎞予告編を見るのを推奨＆予備知識要(後述しま👇🏻

【✏️予備ちきし】
🌊ドーバー海峡を挟んで🇫🇷フランスと🇬🇧イギリスは難民の受け入れを押し付け合っていまつ(本作ではクルド人難民の少年👦🏻(17)が主人公ですが、主にアフリカ系)。現在も続くフランス政府の難民受入拒否ンヌ(強硬路線)が背景にあり、フランスに辿り着いても路上生活を強いられたり。『✊🏻人道的に…』も度を過ぎれば、どの国も難民を受け入れたくないのがホンネҨ(´-ω-｀)

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今日のもう1本もフランス映画🇫🇷こちらは自分好みの作風✨

『パリ空港の人々』のフィリップ・リオレ監督作品❗️
主演は私の好きな作品『母の身終い』『ティエリー・トグルドーの憂鬱』などのヴァンサン・ランドン。最近では未鑑賞ですが『TITANE/チタン』にも出演してますね。
フランス男の哀愁を漂わせ、母性本能をくすぐるような、味わいのある表情で巧い役者ですね💫

人種、年齢を超えた交流を描き、また不法移民問題をリアルにシリアスに捉えて問題提起する感動のヒューマンドラマでした🥹


フランスの港町カレーに辿り着いたイラク国籍でクルド難民の17歳の少年ビラル（フィラ・エヴェルディ）は、イギリスへトラックで密航しようとするも失敗。恋人のいるロンドンへどうしても行きたく、ドーバー海峡を泳いで渡ろうとする。
しかし泳ぎが出来なかったビラルは先ず水泳を習おうと水泳コーチのシモン（ヴァンサン・ランドン）と出会う。
シモンは、愛している妻と8ヶ月前に別居をして、2日前に離婚届を出したばかりだった。その理由は考え方の相違なのだろうが、2人とも未だに愛し合っているのが痛々しい。
シモンは寂しさもあり、ビラルを気の毒に思い、自宅に泊めてあげていた。そしてビラルの気持ちを察するが危険性を熟知していて「遠泳は無理だ」と教えていた。ある朝、ビラルの姿が消えてしまう...捜索届けを出すが...


原題「Welcome」に込められた痛烈な社会批判や皮肉を込めた作品なのに...この甘〜い恋愛映画みたいなかけ離れてミスリードしている邦題よ⤵️
配給会社って、邦題付ける人はちゃんと観ているのかしら？
客入りしか考えてないのが見え見え。映画人として恥ずかしくないのかな？

確かにかにビラルはそういう気持ちなんだけど...でも邦題に騙されたという人が出てきそう😔

ある事が起きて夫婦の感情にも変化が起きる。悲しみだけではないラスト...しみじみと感じる💗

とっても好み🌟

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