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愛と怒りのmrhsのレビュー・感想・評価

愛と怒り(1969年製作の映画)
3.5
ユーロスペースで鑑賞。

実は渋谷のTSUTAYAでVHSが借りられるはずなのだが(以前はゴダールのコーナーにあった記憶が)、自宅でVHSで観ても途中で挫折してしまいそうな青臭い前衛性はかえって貴重。各監督20分前後だから耐えられる実験(実験映画とはまた違う感じ)だが、ゴダールは大体いつもこんなノリ。BGMのブツ切りはこういうオムニバスでも異様に聞こえる。

そしてベロッキオ、なんかメチャクチャ恥ずかしい作品だけど、この恥ずかしさを潜り抜けて『夜よ、こんにちは』があるのかと思うと感慨深い。『中国は近い』の本邦初上映が望まれる。パゾリーニの次はベロッキオ特集を!
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