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外人部隊フォスター少佐の栄光のchiyoのレビュー・感想・評価

3.0
2021/9/30
民族紛争の絶えないモロッコに派遣された、ジーン・ハックマン演じるフォスター少佐率いる外国人部隊。その名の通り、様々な国籍の者が在籍し、中には犯罪者もいる。が、砂漠での過酷な訓練もあってか、テレンス・ヒル演じるマルコの周辺は仲が良好。そして、紛争地帯には似合わない、カトリーヌ・ドヌーヴ演じるシモーヌ。彼女の存在が特別必須だったとは思わないけれど、その綺麗さに癒されたのは事実。終盤のアラブ民族による外国人部隊への襲撃が見どころではあるものの、襲撃に至った原因はフランスの傲慢によるもの。他民族が大切にしている墓を暴いて考古学!世紀の発見!と言われても、と思ってしまう。また、軍の外国人部隊への軽視が甚だしく、駒のように使われる彼らが哀れすぎる。
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