ニコラス・レイ 監督が自らの人生に「カット」するようなラストシーンが印象的。ヴェンダースらしい素晴らしい記録映画。だらだらと続く中盤で、昔観たことを思い出した。最後の日々を見守ったスタッフが語るエ…
>>続きを読む冒頭、彼方にツインタワーを眺めて、イエロー・キャブ。このショットだけ、この上映回のみ2回見ることができてラッキー。ニコラス・レイの居室。ニコラス・レイの咆哮。ガン患者とは思えない。ビデオ。フィルム。…
>>続きを読むフィクションと現実の混交とか、映画と現実の越境とか、そんな解釈は適切ではないだろう。映画監督の人生の幸福な最期を映した遺言といえる作品である。
ニコラス・レイは何と幸福な最期を迎えるのだろう。死を…
死期の近い闘病中のニコラス・レイを撮るヴェンダース。自身も登場する半ドキュメンタリーなので撮る言い訳をしつつ演出(嘘)の中に幾許かの真実も含んでいるだろうという感じ。冒頭悪態つきながら目覚まし時計の…
>>続きを読むどこからが現実でどこまでが虚構か分からない。フィルム=虚構、ビデオ=現実とは言いきれない緊張感があった。ヴェンダースの撮る映像はどこか夢の様で虚である。ニコラスレイに向けられたカメラは、克明に彼の衰…
>>続きを読む散文詩みたいな感じやって、二人の仲良さと言うか縁の深さは感じられるけど最後のジャンク船のくだりとか映画オチついてできたとかみたいなまわりのノリが普通に下品に感じたし、ヴェンダースって人間性が最終受け…
>>続きを読む原題『Nick's Film - Lightning Over Water』(1980)
監督・脚本 : ヴィム・ヴェンダース、ニコラス・レイ
撮影 : マルテイン・ファレル、エド・ラッハマン、ト…
いやニコラス・レイってこんなやかましくてジョークも言える人だったの!?多少の格好つけはあったにせよ、他のどのヴェンダース作品の主人公より勇ましく思う。ソファに横たわりつつ『ラスティ・メン/死のロデオ…
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