ニックス・ムービー/水上の稲妻に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

「ニックス・ムービー/水上の稲妻」に投稿された感想・評価

ROY

ROYの感想・評価

4.2

ヴィム・ヴェンダース × ニコラス・レイ

「だがまたも現実の方がフィクションを上回っていた。結末が近いのだ」

◼︎ABOUT
敬愛するニコラス・レイが死に直面する姿をヴェンダースがつぶさに見つめ…

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kkmuu

kkmuuの感想・評価

5.0

病を抱える老名監督と撮影が進まない若手監督がドキュメンタリー映画の「創作」を企むが、やがて現実とフィクションの間を漂いはじめ、ついにニコラス・レイはこのふたつを乗り越え自身が「映画」そのものになる。…

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ニコラスレイの顔がかなり痩せこけてて、ドグロを思わせる。つまり死のイメージ。
作中通してこの死のイメージが付き纏うが、時折その瞳には生が宿っている。
カラン

カランの感想・評価

4.5

1978年の4月、末期癌のニコラス・レイがヴィム・ヴェンダースに電話して映画を共同で撮ろうと呼びかけた。敬愛する大監督の死期が近いと悟ったのか、ヴェンダースは撮影中の映画があったが、中断してニューヨ…

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本当に死にゆく人を撮る。死ぬことがほぼ確実な人を撮る。その衰弱を撮る。そういうことをすることの倫理性に戸惑うヴェンダース、それももちろんわかる、でもぼくらは映画監督でなくても多分死が近い人にスマホの…

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あ

あの感想・評価

4.4

本当にいつ死んでもおかしくない人間がカメラに向かって演技している様は初めて見たので衝撃的でした。途中ニックさん「あ”ーーーー!!」って声あげながら喋ってましたけど、あれ絶対苦しさを大声で紛らわせてた…

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324

324の感想・評価

4.3
オーバーラップする記憶、主客、ニコラス・レイとカメラ。目減りする生。被写体への愛。
EnCeTempLa

EnCeTempLaの感想・評価

4.2
死を目前にしても、尚、新たな創造に向かうすがたが良い。重い雰囲気だが感傷的になるなることなく、人間の放つエネルギーを描き出す。映像のセンスは素晴らしい。
一人旅

一人旅の感想・評価

5.0

ヴィム・ヴェンダース、ニコラス・レイ監督作。

肺癌に侵され死期の近づくニコラス・レイにヴェンダースら撮影隊が密着する様子を映し出したセミドキュメンタリー。
物語が面白いとかつまらないとか、そういっ…

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SunnyBug

SunnyBugの感想・評価

4.5
えげつない作品。見入ってしまいました。本当に隣に死神が立って、すぐにでも連れていかれるんだろうなといった感じ。「本当に生きてるの?」とまで思えてしまいます。
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