インディアンの襲撃から大自然の荒野に放り出された少年ハーディと幼女ベティの子どもたち。二人が旅する姿とハーディを探す父親の姿が作品の主軸だけど一方で子供達を追いかけるインディアンの姿もあり。
熊や狼が出たり緊張感を感じる場面はいくつがあるけど、基本的にやっぱりロケーションと大自然を生き抜く子供の姿を楽しむのに魅力のあるロードムービーだろう。

とはいえハーディ自体は父親に荒野に生きる術を叩き込まれてる設定もあるためその状況下においては子供にしてはそこそこ冷静さを感じるところもあるので、パニックはあれど子供らしいパニックさというか対応を期待する観点はあまりない気もする。
前述した通りロケーションはいいんだけど、カメラワークや映像の構図の面白さも特に感じずに良くも悪くも自然以外はあんま映像の特徴を感じないのは残念だった。(まあテレビ映画のクオリティだし…)